M!LKの横アリ公演を機在席から一望してきた

数ヶ月前の下書き供養。このライブは勢いで行ってきたけど、次のツアーはもうチケット取ってます。それが楽しかった証拠!


参加のきっかけ

M!LKを認知した具体的なきっかけはあまり覚えてないけれど、好きになったのは3年ほど前。彼らが今の5人になるかならないかの頃、遡ったり現状に追いついたりしながら、曲もいいしメンバーもみんなかっこいいなーとYouTube(コロナ禍ど真ん中なので色々あった記憶)などで楽しんでいた。推し曲でパッと浮かぶのは"My Tresure" "恋がはじまる" "逢い" "Milky Snow" "It's only Love" "君とスクロール" "奇跡が空に恋を響かせた"とかかな。あとBLACK M!LKの"MUKATSUKI"がめちゃくちゃ好き。

他には「スタダチャンネル」というアマプラより月額の安いサブスクにコンテンツがあって、それもありがたかった。無いものの方が少ないんじゃ…?というほどたくさんのライブ映像があって何度も繰り返して見てた。あと、今のEBiDANメンバーが小中学生の頃のレッスン風景などが記録された番組も見られて、擬似大古参になれるのでちょっとでも彼らに興味持ったらマジでおすすめ、公式でここまで色々見られるのは珍しい。

それからライブの配信があるたびに毎回購入して見ていた。横アリ公演があることももちろん知っていたけど、気づいたらソールドアウト(すごい!)してしまい、ライブの1ヶ月くらい前から「配信楽しみだな」と「やっぱり行きたかったかも」の間を行き来するお気持ちだった。経験上、少しでも後者のお気持ちがある時点でもう一押しあれば行ってしまうので、10月に入ってから公式Xで知らされた「会場レイアウト決定のため」という理由での追加販売、何も考えずにポチっていた…w


せっかくの地元公演だし追加販売チケットだし気楽に拝んでこようと思っていたのに、情弱すぎて事前物販や予約を全て逃し、ペンライト1本を買うためだけにまあまあ早起きして1日がかりの参加になった。言わずと知れた会場の横浜アリーナは、出口さえ間違えなければ「新横浜駅」から目と鼻の先。横アリが駅から近いというより、横アリが占める敷地が思ったよりデカい。

物販は開始時間の11:30から並んで、うろ覚えだけど13:10くらいに購入完了。ペンライトはメンバーのアピール通り光量がめちゃくちゃすごくて宝石みたいだった。ちなみにM!LKがお助けに来て欲しい人募集企画みたいなやつ、この物販エリアで密かに始まっていた。

会場時間までネカフェで時間を潰し、何の問題もなくデジチケで入場。追加販売の席は最上階の実質最後列で、ステージの真っ正面。めちゃくちゃ遠くてビビるほど高い代わりに、遮るものが何もなく視界良好。メインステージは小さくてもちゃんと見えるし、センターステージとバックステージはかなり近くて肉眼で誰が誰かはっきりわかって嬉しかったー!周りにはカメラ的なものが所狭しと置いてあって、この席座るあたしもはや機材(@機材席開放ってなんですか/9太郎くん)という気持ちになったw後から配信映像を見ても、当日の私の視界と同じ場面がめちゃくちゃ多くて、マジであの日の私は機材だったんだな…と実感した。

ぴあアリーナに行った時はそんなに思わなかったけど、横アリってデカすぎてもはや怖い。こんなデカい場所自体に多分初めて行った。さらに、今回は本当に地面から天井までギッチリ、正真正銘の超満員(自分自身が天井だし…w)。こんなにたくさんの人間が統率取れてる様子も初めて見たかもしれん。

 


ライブ中(内容に触れています)


順不同、当日のメモも追記もごちゃ混ぜ。セットリストや出来事はこちら→https://amp.natalie.mu/music/news/546087

 


・3時間もあったとは思わなかったー。楽しかったし本当の本当にあっというまだったー。終わって時計見てすごく驚いた

・目○蓮くんや横○流星くんも同じ空間で鑑賞する中(公式情報)出演者は本当にM!LK5人だけだった。バックダンサーも楽器隊もゲストも全く無し。たった5人の若い男の子たちで12000人の観衆の前に立ってたの、本当にかっこいいと思う。パフォーマンスもファンサも煽りも、マジで全部5人だけでやってた。

・衣装に色々なテイストがあるのに全部めちゃくちゃ可愛くて、遠くから見てもキラキラしてるのがわかったよ。メンカラ衣装って遠くても誰がどこに居るかわかって大規模会場だとワクワク感が増すね。

・"SAY YES"や"MAGIC CARPET"、めちゃくちゃ楽しかったな。それこそスタダチャンネルで見た、過去のエビライ(7人時代)でのこの2曲のパフォーマンスがめちゃくちゃ良くて何度も見てるので、参加できて嬉しかった。

・"行けたら行くよ"もスタンドマイクで大人っぽい演出で印象に残っている。歌詞は面白いけど、この先もっと大人になっても歌えそうなかっこいい曲だよね。

・天井席なのに?だからこそ?アンコールのトロッコがマジで目の前に来てびっくりした。どちらかというと何事も遠くから眺める方が好きなタイプだけど、全く期待してない時に目の前に現れるとやっぱりびっくりするしうれしいね。全員が二次元みたいな姿で呆気に取られた。彼らは本当に私と同じ人類なんだろうか…

・アンコール、挨拶からの"Ribbon"が最後なのよかった。最初にプレゼントの箱から出てきた時点で"Ribbon"歌うのかな?とちょっと思ってたから、最後に聴けてテンション上がった。

・本編最後の"コトノハ"→"Aiシャンデリア"も印象的。コトノハ、歌詞もメロディもすごく素敵でぐっとくる曲(擬似古参なのでさくらしめじ提供と聞いてさらに感動した)で感動してたんだけど、その後が一気に雰囲気変わるAiシャンデリアで行進しながら「まだまだ行こう!」という前向きな言葉で終わるのがすごく幸せだと思った。コンサートは最後しんみり感動的に終わるかめっちゃ盛り上がって終わるかのどちらかが多いと思うけど、かわいく笑顔でさよならー♪がとても新鮮だった。

・終わりが新鮮といえばダブルアンコールがメンバー全員の障害物走だったwwおもしろかったけど、何でだよwと思ってるうちにツアー発表が文字だけでされてびびった。ビッグラブイヤーの話(この時点では来年色々なイベントやります、みたいな内容だったけど、謎が多すぎて変な空気だったw)の時に言っちゃえば良かったのにwwでも、出口でさりげなくフライヤーがもらえてすぐ詳細がわかるのもモヤッとしなくてよかったな。

・MCもずっと丁々発止のやりとりでめっちゃ面白かった

・各フィーチャーコーナーはどれも印象的。舜太くんが赤いペンライトのウェーブ作るコーナー、マジで並んでペンライト買って良かったと思ったw天井席だったからこそ、会場全体がブワッと赤になっていく様子がわかって感動だった。

・仁人くんのギター演奏も、前後にみんなからいじられてるところも含めてすごく素敵だったー。

・次の曲が何かわかったときに客席が沸く時ってあるけど「テレパシー」でそれが起きて、サビのダンスもみんな踊ってて(私もちょっとやった)ごく最近の曲にみんなの待っている曲があるのは勢いがある証だなと思ったよ。TikTokYouTubeで何度も流してくれていたことが、私も含めてみんなに届いているのがすごいと思った。


最後に

少人数グループが行う会場が1万人規模のライブに初めて行って、どぎまぎしたけど楽しかった。冷静にたった5人のことをこれだけの人数が見にきてるってすごくないかと思った。メンバーが以前YouTubeで「記者に"万年Zepp"と言われて悔しかった」と話してて、その記者はなかなか強烈だがそれは置いておいて、自分は彼らがZeppとかホール(要は客席とステージが向かい合わせ)でライブしてる姿を映像で見ていいなあと思ったから、立体的な会場だとどんな感じになるのかな?と思ってたけど、想像以上にワクワクしたし映像と変わらない楽しさを貰ったなと思う。

好きな曲もたくさん聞けたし、最近の曲も昔の曲も満遍なく聞けたのがド新規ニワカなりに嬉しかったなー。メンバーはいつも気持ちは8人で夢叶えるって言うけど、自分自身があんまり情のない人間だから、義理堅いなー私とは違うわー(単純に私が同じ立場だったらそこまで言い続けないと思う、という意味)っていつも思っていた。でもライブに行くまでの道やグッズ販売に並ぶ間にM!LKの曲を全曲シャッフルで聞いてて、卒業したメンバーの歌声も自然にたくさん聞こえたことで初めてすごく共感できたかも。卒業したメンバーがいた頃をリアルタイムに知ってるわけではないけど、彼らの道のりの中には8人みんなが確かにいるんだなと思ったよ。

横アリを一望する視界だったけど、気持ちの上ではただ眺めてるだけだと感じることはなくて、映像だけじゃなく現地に行って見られて良かったと思う。めちゃくちゃ先だけど次のぴあアリーナも楽しみ!